我々の設計の仕事は、“出来た、完璧だ、と思った時が八合目と思ってもう一度チェックしろ”と良く先輩に言われたものだった。
確かにもう一度チェックするとミスが見つかり自分のチェックの甘さに反省させられた。
その精神は今も不変であるが実際は時間制限（納期）や、次の案件の着手などあり、なかなか難しい。
設計者は時間と責任感に追い立てられ、いつの間にか蟻地獄の中にいるような感覚になる、早くこの苦しさから抜け出そう、這い出て楽になろうと考えている。
やっと楽になった時に、もう一度再チェックするぞ！と考えを切り替える、意気込みもしくはモチベーション維持が重要で、最後は知識とか技術力とは違う精神力のようなものがものを言う世界なのです。
コダマは飛びぬけたスターではなく、地道にコツコツしかも確実に進めることの出来る人材を求めます。